カウンセリング

(1)カウンセリングとは

カウンセリングとは、ある個人の適応上の問題を話し合いによって援助し、ともに解決を見出そうとする専門的な方法(ラテン語のカウンシル(Council)が語源であり、「ともに考える」「考慮する」という意味がある)。

(2)カウンセリングの種類

指示的カウンセリング

指示的カウンセリングとは、カウンセラーと呼ばれる経験豊かな人が、個別に指導・助言するカウンセリング方法ウィリアムソンが提唱)。進路指導や職業案内など、情報の提供がカウンセラーの主な役割の場合に用いられることが多い。

非指示的カウンセリング

非指示的カウンセリングとは、ロジャース来談者中心療法が代表格であり、クライエント(相談者)の自発的な力が自らの問題解決や成長の促進としてはたらくことに重点を置く。セラピストの態度として、以下の3つが重要だとされている。

  1. 共感的理解(empathic understanding)
    クライエントと同じ感情を共有し、共有していることを伝え返すこと。
  2. 無条件の肯定的関心(unconditional positive regards)
    クライエントの訴えを全てありのままに受容し、肯定すること。
  3. 自己一致(congruence)
    カウンセラーの言動と感情が一致していること。真実性、純粋性とも呼ばれる。

(3)カウンセリングや教育相談でよく用いられるキーワード

ラポール

ラポール(ラポート)とは、心理学的面接における面接者と被面接者との間の信頼関係のこと。

カタルシス

カタルシス(浄化)とは、抑圧した感情や過去の体験を言葉や行動を介して表出することで、鬱積していた不安や緊張から解放されること。

クライエント

クライエントとは、カウンセラーに相談を持ちかける人をさす。

トラウマ

トラウマ(心的障害)とは、人生に影響を与え、精神病理増を生み出す景気となるような心の傷つき、ないしそのような体験。

転移

転移(感情転移)とは、過去の対人関係において形成された諸感情や行動パターンが投影され、クライエントがカウンセラーに特別な感情を向けること。

カウンセリング・マインド

カウンセリング・マインドとは、カウンセラーが備えるべき資質。クライエントとの間に信頼関係に満ちた人間関係を作ろうとする姿勢・態度・心構え

  1. 良い聞き手となること
  2. 共感的に理解すること
  3. ありのままの存在を受け入れること
  4. 自己開示ができること
  5. 自分自身を受け入れていること
  6. 不安定さに耐えること
  7. 信頼すること
  8. 自分の生き方を提示できること

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