発達障害

発達障害とは、通常、発達途上(乳児期、児童期、青年期)で初めて見られ(診断を受け)る、心身で何らかの遅れや偏りが長期的に持続する状態である。

「障害がある人でも他の人々と同じように、あらゆる人々がともに生活していく社会ことノーマルである」というノーマライゼーションを、適切な対処を施しながらいかに学校現場に取り入れていくのかが大きな課題となっている。

学校現場に特に関係する発達障害

自閉症

自閉症は、カナーによって初めて報告された。対人関係の欠如、言語の問題、限定された能力、固執行動、知的能力の遅れなどの特徴がある。視線を合わせない、オウム返しなどの症状が見られる。中枢神経(脳と脊髄)に何らかの生得的な障害があると推測される。

→ただし、これらの区分は厳密なものではなく、自閉症の連続体(自閉症スペクトラム)として考えることが基本

ダウン症

ダウン症とは、染色体異常によって生じる精神発達遅滞。身体的特徴があり、先天性心疾患(40%)を合併症として持つこともある。発育不全や知的障害があるが、明るく、社会性は豊かである。

学習障害

学習障害LD)とは、「基本的には全般的な知的発達に遅れはないが、聞く・話す・読む・書く・計算する又は推論する能力のうち、特定のものの習得と使用に著しい困難を示すさまざまな状態をさすものである。学習障害は、その原因として、中枢神経系に何らかの機能障害があると推定されるが、視覚障害、聴覚障害、知的障害、情緒障害などの障害や、環境的な要因が直接の原因になるものではない」(平成11年、文部科学省による定義)

注意欠陥/多動性障害

注意欠陥/多動性障害ADHD)とは、身体の動きが必要以上に大きく、注意を持続できない障害。刺激への過敏な反応、自己統制が困難、衝動性、不注意、多動性の症状。学習障害も併発しやすい。中枢神経系に何らかの要因による機能不全があると推定されている。なお、知的発達に遅れはない。

PR:学生でもクレジットカードを作成できる?
学生カード

Copyright© 教員採用試験~教採~.info All Rights Reserved.