近代以降の心理学にみられたさまざまな理論的立場

<構成主義心理学>

構成主義心理学は、意識を最も小さな要素に分解して分析し、得られた要素を集めると元の心的世界が理解できると考えた。また、心理学研究の対象を意識であるとし、内観法を重視した。科学としての心理学の出発点となったもの。

<機能主義心理学>

「人間の行動は環境に対する適応の問題であり、意識は新しい環境に対する調整作用である」

<ゲシュタルト心理学>

心理学現象を一つのまとまりのあるゲシュタルト(全体:要素に分割することのできないまとまり、要素の総和以上のまとまり)として捉える。主に知覚の領域、現象をあるがままに記述する。ヴントの構成主義心理学を批判。

<行動主義心理学>

意識という客観的に観察不可能なものを心理学の対象とすることに反対し、客観的刺激とそれに対応する有機体の外的反応(行動)という観察可能なものを心理学の対象とした。機能主義心理学から発展。

→刺激と反応との関係についてのみ研究するが、意識なき心理学として批判される。

<新行動主義心理学>

刺激と反応との間に媒介変数を設定し、行動を理論的にメカニズムによって説明しようとする。行動主義心理学から発展。

<精神分析学>

神経症の治療法から心理学的理論を展開。無意識の部分を取り上げてこそ日常生活の行動が理解できるとした。いわゆる科学的な心理学ではないが、心理療法に応用。一般社会にまで大きな影響を与える。

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