発達課題

発達課題とは、人の生涯のそれぞれの時期に生じる課題で、それを達成すれば、その人は幸福になり、次の発達段階の課題も容易になるが、失敗した場合は、その人は不幸になり、社会から承認されず、次の発達段階の課題を成し遂げるのも困難となるような課題である。

発達課題は、各発達段階に適した時期に達成しなければいけないもので、あとになっては手遅れになり、先走ると有害になるといわれている。

ハヴィーガーストの発達課題(Havighurst, 1953)

1.乳児期および幼児期(誕生からほぼ6歳まで)

  1. 歩くことを学ぶ
  2. かたい食べ物を食べることを学ぶ
  3. 話すことを学ぶ
  4. 排泄をコントロールすることを学ぶ
  5. 性の違いと性に結びついた慎みを学ぶ
  6. 概念を形成し、社会的現実と物理的現実を表すことばを学ぶ
  7. 読むための準備をする
  8. 良いことと悪いことの区別を学んで、良心を発達させはじめる

2.児童期(ほぼ6歳から12歳まで)

  1. 普通のゲームをするのに必要な身体的スキル(技能)を学ぶ
  2. 成長している生活体としての自分について健全な態度を築く
  3. 同じ年頃の仲間とうまく付き合っていくことを学ぶ
  4. 男性あるいは女性としての適切な社会的役割を学ぶ
  5. 読み、書き、計算の基本的スキル(技能)を学ぶ
  6. 日常生活に必要な概念を発達させる
  7. 良心、道徳性、価値基準を発達させる
  8. 個人的な独立性を形成する
  9. 社会集団と社会制度に対する態度を発達させる

3.青年期(12歳~18歳まで)

  1. 同性と異性の同じ年頃の仲間との間に、新しい、そしてこれまでよりも成熟した関係を作り出す
  2. 男性あるいは女性としての社会的役割を獲得する
  3. 自分の体つきを受け入れて、身体を効果的に使う
  4. 両親や他の大人からの情緒的独立を達成する
  5. 結婚と家庭生活のために準備をする
  6. 経済的なキャリア(経歴)に備えて用意する
  7. 行動の基準となる価値と論理の体型を獲得する-イデオロギーを発達させる
  8. 社会的責任を伴う行動を望んで成し遂げる

※成人期、成人中期、成熟期は省略

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